どもども、しみです。こんばんは。
じつは、なんと、12月16日をもちましてこのブログもスタートしてから2年が経ちました。パチパチ〜
いやあ、めでたいめでたい。早いものですな。いろいろありましたね2年間。いまではこのブログのおかげで生計が立てられていたり、夢も叶いやすくなりました。ありがたいことです。
ほんとうは12月16日にバッチリ更新したかったんだけどね、体調崩しちゃって。あれよあれよと本日に。なんだか懐かしいあんなことやこんなこと、振り返りながら書いていきましょうかね。
まあまあ、座って座って。
人生に迷走していた2年前
2年前のぼくは前職(接骨院の先生)をやめて、ぺーたーず結成してシェアハウスを始めたりしたりしてたんだけど、働き方に迷っていたんだよね。
しばらくは整体のシゴトを業務委託でしながら食いつないでいたんだけど、ずっとこれはキツイなと感じながら、でもやりたいことないな〜って思いながらね。
一日の大半の時間を費やしている「シゴト」というものが自分の全力を注ぎたいことではなかったことに悶々としていた24歳だった。
そんなとき、友人に誘われたセミナーがあって、それが「パラレルキャリア」っていう複数の仕事をやって生きていこうぜ!みたいなテーマのセミナーで、興味本位でいってみたんだよね。
そしたらブロガーのふじさわあつしさんがそこで登壇して話してて、「ブログで稼ぎながら生活してて、このまえは東南アジア一周してきました」とか言ってたわけ。
それを聞いて「まじかよ!ブログって収入になったりするのかよ!」って思ったのがすべての始まり。いまでも覚えてる、あのときのふじさわさんの楽しそうな顔。にやにやしてたな〜
「いやでも普通に書いても収入になるわけないよな? いままでアメブロ書いてたけど1円にもならんかったもんな?」って思って、そこからググりまくった。
キッカケをくれたふじさわさん、ありがとうございます。いまでは一緒に旅行にいったり飲んだりする仲に。
ブログにハマる毎日
それからというもの、ブログがおもしろくって、毎日がたのしかった。
明日はなに書こう? これ書いたらどんな反応がくるかな? 誰か読んでくれるかなあ? そんなことを考えながら毎日のように書いてはツイッターとフェイスブックに投稿して反応を待っていた。
ブログをはじめた初期の読者さんには本当に支えられていました。ツイッターでいつもブログにコメントくれてた人は今でも覚えています。それくらい嬉しかった。反応をもらえることが。ぼくのモチベーションでした。ありがとう。
ブログが楽しくてぺーたーずの3人で住んでいたシェアハウスでも帰宅したらすぐにパソコンを開いてブログ。寝ても覚めてもブログ。ほかのメンバーは当時のぼくを見てすこし引いてた(笑)
全然苦じゃなかったんだよね。やっと、やっと見つけたから。好きで、やりたくて、しかもそれが仕事になってしまうかもしれないものを。だからひたすらに夢中になった。
気付けば会社員時代の収入を超えていた
そうしてブログに熱中すること一年。気付けば会社員時代の月のお給料を超えるだけの収益がブログで上がるようになっていた。
なんだか不思議な感覚だったんだよね。会社員のころは同じぶんを稼ぐのがあんなに大変だったのに、こんなに楽しくていいんかい!みたいな。好きなことに没頭して、それが仕事になるって幸せなことなんだと噛み締めたのはそのときだったな。
ブログは不動産みたいなもんで、過去に書いた記事たちが収益を上げてくれるから、記事を書けば書くほど資産になっていくんだよね。そのすごさを体感したのもこの時。
ああ、これがあのときふじさわさんが見ていた景色なんだなあ、と懐かしくなったりもした。
夢も叶いやすくなった
気付いたらぼくの記事をたのしみにしてくれている読者さんや、発信が届く範囲も広がっていて、いわゆる「発信力」みたいなものもオマケに付いてきていたのが思わぬ副産物でさ。
ぺーたーずでBARをつくるときのクラウドファンディングも読者さんやブログから繋がった友人がたくさん応援してくれて、いざBARをオープンしてからも「ブログを読んで会いにきました!」って人が何人もきてくれた。
いやあもうビックリ。これって超すごいと思っていて、ぼくの書いた文章を、どこかの誰かがインターネット上でたまたま見つけて読んで、この記事を書いたひとに会いたい!って思ってくれて、東京にあるぼくのBARまで会いにきてくれるのよ。ひとりの人が動いてるのよ。
もうね、ネットとリアルが繋がってんの。ブログをやってなかったら会うはずもなかった人と会ってんの。ブログが架け橋になってんの。これがホントにすごくて。
ありがたいことにブログを通して応援してくれる人が増えて、夢が叶いやすくなった。
いまなにかに熱中しているだろうか
小さいころから高校を卒業するまではずっとサッカーに熱中してたんだよね。専門学校ではフットサルに熱中してた。
そんでいざ社会人になって、オトナってやつになってみたら、熱中するものがなくなった。いや、なにかに熱中する「ヒマ」がなくなった。
それがなんか嫌で、仕事をやめた。やめたらヒマになって、熱中するものが見つかった。それがブログだった。
ブログが表現の場をくれた。SNS上での人との関わりをくれた。出会いをくれた。夢を叶いやすくしてくれた。大げさな言い方だけれど、ぼくはブログに人生を変えられた。
大人になっても何かに熱中している人はカッコいい。それが仕事でも趣味でも子育てでもいいんだけど、大人がなにかに夢中になる姿って、どこか子どもっぽくて、イキイキしてて、ああ、この人はいつまでも人生を楽しんでるんだなって思う。
いつまで経ってもなにかに熱中している大人でいたいなあ。
体温のある文章を
もう最後になるんだけど、なんかいろいろ話したけど、結局はこのブログ「はなうた横丁」の根底にあるものは体温なんだよね。
Web上の文章ってなんだか淡白で、無機質で、なかなか書き手の想いが伝わりにくい。そりゃあもう伝わりにくい。
だからこそぼくはライターさんが書いたような綺麗な文章ではなくて、下手でもいいから自分なりの言葉で、隣で語りかけるような、傍で寄り添うような、そんな体温のある文章が書きたい。
「あったけえ〜」ってまるで温泉に浸かってるような文章がね、あるんですよ。たまに。書けるんですよ。たまに。
そんな文章がいつかどこかで誰かを救うと思うのだ。悩んでどうしようもなくなったときの自分を救うと思うのだ。
ボールを投げても誰も拾ってくれなかったのに、いまでは誰かが拾って反応をくれる。あの日見上げてたおっきな空が、いまではすこし近くに感じる。
届かなかった想いが、やがて届くようになった。
このボールはどこまで届くんだろうなあ。この想いはどこまで届くんだろうなあ。
大切なものは、最初から大切なんじゃない。
一緒に笑ったり、悩んだり、痛みを分け合ったり、そうやって愛をもって関わりながら過ごした「時間」が、少しずつそれを大切なものにしていく。家族も恋人も友達も。そしてこのブログも。
2年の歳月が、ブログを大切なものにしてくれました。
いつも読んでくれる皆さん、応援してくれる方々、見守ってくれる家族や友人、デート中にブログを書いても許してくれる彼女さん、いつも本当にありがとう。こんな機会じゃないとね。
ぼくはいつでもここでゆるゆると文章を書いているからね。キミが悩んで立ち止まったとき、寂しくて眠れないとき、苦しくて泣きそうなとき、いつでも帰ってきてくださいな。お風呂でも沸かしておくからね。
そんな感じで本日も。