僕が彼のことを発見したのは約3年前だ。
キングコング西野さんが何かのタイミングで紹介していたのをキッカケに宮森さんのブログにたどり着き、読みはじめた。
今ではツイッターを開けばブロガーとやらがわんさかいるが、当時はそんなこともなく、目立っている人なんて両手で数えられるくらいだったと思う。
宮森さんはその頃からブログで彼女を募集したり、自転車を読者さんからもらったり、居候していた社長さんに追い出されたり、話題が尽きなくて、抜群に目立っていた。
当時ブログを始めようか迷っていた僕は、衝撃を受けた。
こんなに自分をさらけ出して、自分の意見を主張して、ひとつの記事から熱量が伝わってくる。生き様がエンターテイメントになっていて、読者を惹きつける。
こんな人がいるのか。
思わず、遡ってすべての記事を読み返した。宮森さんのブログを読むのが、夜寝る前のたのしみになっていた。
かくいう僕も、みやもさんの記事に背中を押されてブログをスタートした。
(そのときみやもさんに送ったメッセージ)
それから僕はブログで生計を立てられるようになり、クラウドファンディングでBARをオープンして、活動の幅が広がった。ブログが人生を変えてくれたと言っても過言ではない。
そのキッカケをくれたのは間違いなく宮森さんで、正直、感謝してもしきれない。
今日、彼の絵を買った。
10万円という金額では返しきれないほどの恩があるんだけど、これがいまの僕の精一杯。宮森さんがもっと輝くための支援になったらいいな。
デカイこと言って、新しいことに挑戦して、カタチにして、いつもまわりをワクワクさせて、まっすぐで。
逃げたりもするし、自分で旗を掲げたのに辞めるし、お酒に逃げてアル中みたいになったり、酔ってウチの店に何度も忘れ物したり、すぐ炎上するし、声でかいし。
でも、ほんとうに素直な人なんだなって思います。自分の心に嘘がつけなくて、どこまでも人間っぽくて、不器用で、大好きなんです。
だから、こうやって絵を買うことで応援できたことがほんとうに嬉しい。
僕は宮森はやとという人間が好きです。政治家でも、ブロガーでも、ラッパーでも、画家でも、なんでもいいです。ただただ無条件に応援してます。
「 自分の表現を殺さないと(アートで)稼げないなら、ぼくは貧乏でいいです。バイトして好きな絵を描きます。」
やっぱり、宮森はやとは僕のヒーローだった。