今日はぺーたーずのことを書く。
想いが高まったこのタイミングじゃないと書けないと思ったので。
シェアハウスの解散
ぼくは今、都内に一軒家を借りて
友人と3人でシェアハウスをしている。
というのも、ぼくら3人は
「PATERS(ぺーたーず)」という名前で活動していて、楽しい遊びやオモシロイ企画を考えては友達を集めてワーッとやっちゃってるんだけど、その3人でやりたいことが明確になって、叶えたい夢ができて、そのスピードを上げるためのシェアハウスだったんだ。
ぺーたーずプロフィール↓
つまり目的としては、
3人でもっと話し合う時間を作ることと、シェアすることで家賃を下げて貯金を加速させていくこと。
そんな楽しいシェアハウス生活も10ヶ月を迎えようとしていたとき、急遽シェアハウスが解散になって、明日が引っ越しの日。
そんなセンチメンタルな夜。
今のこの胸の奥をなんのフィルターも通さずに書いていく。
シェアハウス解散の理由
僕らがシェアハウス解散を決めたのには理由があって、これを説明しないことにはハテナマーク全開だとおもうからちょいと補足。
「シェアハウスを解散する」と言うと
「ぺーたーずも解散なの?」と言われるんだけど
そうではなくて、
むしろぺーたーずの活動を加速させるためのシェアハウス解散です。
来年の春に大きく仕掛けることが決まったため、貯金のスピードをさらに上げる必要がありました。
んで、解散しよう!と舵を切ったわけだ。
とにかく動くこと
やりたいことをやるには、とにかく動くことだと思っていて、ぼくらぺーたーずはその行動力というものがめちゃくちゃある。
これは僕らも堂々と言い張れるストロングポイントで、「これをやろう!」となったらその瞬間から動きはじめる。だからとにかく実現が早いし、物事がポンポンすすむんだよね。
動き回るぶん、失敗ももちろん多いんだけど、
たとえ失敗してもそこから学んでまた次に挑戦すればいいだけで、失敗はむしろ成長の要素と捉えていて、ウェルカム失敗なわけです。
「人生とは行動のことである」
人生という道があったときに、いくら声をあげても足跡は刻まれなくて、一歩を踏み出して初めて足跡となる。と誰かが言っていて猛烈に共感したのを覚えてる。なによりも動くことが大事なんだなって。
今回のシェアハウス解散も、そんなぺーたーずの即行動力の賜物だった。
失敗を恐れて「やらない」若者
今の20代の人たちって、やりたいことを抑えて「やらない」人が多いとおもうんです。ぼくの肌感覚ですが。
これは仕事を辞めろとか、フリーランスになれとかそうゆう話ではなくて
たとえば
「夏の夜に大BBQ大会がしたい」とか「廃校キャンプをしたい」とか「英語を話せるようになりたい」とか「みんなの前で楽器を弾きたい」とか、なんでもいいんだけどそうゆう小さな願いや大きな野望を「結局やらずに終わる人」が多いなって。
でね、「なんでやらないんだろ?」って考えたんだけど、
たぶん自信がなかったり、確証がないから踏み出せなかったり、どうせ無理だと思っていたり、だとおもうんだよね。
やったことがないから怖いだけ。足跡のないまっさらな道に踏み込むのが怖いんだ。
だから自己啓発本を読んだり、他人の武勇伝やセミナーを聞くと、安心して踏み出せたりする。他人の足跡を見ることができるからだよね。
でも、いくら自己啓発本を読んでも、いくら他人の話や武勇伝を聞いても、
やっぱりやりたいことに踏み出せない人もいたりして、そんな人のために「ぺーたーず」は必要だな、と考えた夜。
見ていてね
自己啓発本を読むよりも
セミナーを聞くよりも
なによりもその人の背中を押すもの。
それは「自分とフラットな関係の友達がやりたいことをやっている」という環境だとおもった。
どうしても自己啓発本やセミナーだと
発信側のほうが立場が上だ。そうなると「あの人だから出来るんだよ」という気持ちが沸いてきたりもする。ぼくでもそう思うだろう。
でも、僕らぺーたーずはどこにでもいる、
友達とわいわいするのが好きな普通の若者だ。
関わるみんなとは常にフラットな関係性で、
友達を超えて家族のような感じ。いじられたりもするし、いじったりもする。ふざけて馬鹿笑いしてばっかりだし、弱みも見せる。
そんな僕らが、やりたいことをやろうとして
新しいことを仕掛けたり、いろんな人の助けを求めたり、もがいたり、失敗したり、落ち込んだり、成し遂げたり、喜んだりする過程をすべて隠さずに見せていくことで、今、やりたいことに踏み出せないひとの背中を押せるという確信がある。
一本の映画を観ているような、疑似体験をしているような、そんなPATERSストーリーにみんなを巻き込んでいって、全員で作っていく。
「やりたいことはできるんだよ」ってことを証明していく。声をあげて発信して、どんどん行動するだけで、叶うんだよ。ってね。
とは言ったものの
とは言ったものの、やっぱりシェアハウス解散は寂しい。めちゃくちゃ楽しかったから。
3人で暮らしはじめてから、本当にいろんなことがあったな。
大きなイベントを企画したり、その準備がめちゃめちゃ大変だったり、でも当日幸せすぎて泣いちゃったり、イベント後に家でお疲れ〜!って飲み直したり、たにが仕事を辞めたり、夜中までみんなでその話を聞いたり、おれが忙しくて全然家に帰らなかったり、半同居人がいたり、日用品補充係がいたり、みやの歯ぎしりが聞こえたり、音漏れが聞こえたり、たにがベンチプレスを買ったり、お風呂から鼻歌が聞こえたり、虫が出て3人で怖がりながら退治したり、夜なにげない会話で爆笑したり、友達がきてパーティーをしたり、朝からビールを飲んだり、ほんと、ずっと笑ってたなあ。
こんなに楽しくて幸せな経験は、長い人生の中でも、たぶんあんまりできないのかと思う。
このシェアハウス生活のことをいつか思い出して「あんなことあったよな〜」って笑いながらお酒を飲みたいな。
「できるよ」
やりたいと思ったことはできる。
やってみないとわからない部分もあるから、叶うとは言い切れないけど、実現に向けて動き出すことは絶対にできる。話はそれからだ。動き出さないとモノゴトはなにも始まらない。そして、動くことをやめないかぎり青春は続いていく。
「好きなことで生きていく」
そのことを証明していく。
目の前にデッカイ足跡を残していく。
夢を叶えるために、シェアハウス解散という寂しい方向にも迷わずハンドルを切った。僕はそんなぺーたーずが好きだ。
いつか悩める友達が隣にいたときに、「できるよ」と言い切るために僕らは今を生きているのかもしれない。